2004年06月10日

ヴァージンスーサイズ

ヴァージン・スーサイズ
ヴァージン・スーサイズ

「お前らに何がわかる。俺達はどうせ悩み多き10代だ」

そう吐き捨てられたあなたが、もし、いい大人ならば、
きっと笑ってしまうのだろう。
あなたはもう大人になっていて、
その幼い言葉と対等に向き合うことなんて許せない。
永遠に、「10代」と「大人」は遠く離れている。

今は自分は大人で、社会人ならではの楽しみや余裕も見つけて
充実した毎日なんだけど、それでもこの映画を度々観ては、
深く共振してしまうのは、10代が全ての世代から分断された、
眩暈がするほど濃厚な季節だからだろう。

死の匂い、乱雑なアイテム、少年と少女の猥雑な関係、それらが
いつか抜け出さなきゃと思いつつ、のめり込んでいた世界を
むせ返るくらいに思い出させてくれる。
5人姉妹の自殺によってパッケージングされたこの映画は
暗く透明な空気を漂わせ、まぶしい。





posted by にゃ at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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