2004年08月23日

”地球で最後のふたり”を一人で観る。

病み上がりのためにフィットネスはキャンセル。
でも気分は良いのでだらだらラブストーリーでも・・と
シネアミューズまで足を運んだのだけど、客の大多数は
男女問わず一人でした。

原題は”LAST LIFE IN UNIVERSE”。
なるほど。
主人公は「二人」ではなく「地球で最後」の方みたいです。

なんとなく上手く行かない。欲しいものが見つからない。
でも決して不幸なわけではない。
主人公が手に取る死や孤独は、そんな程度の気分に似合うセンス
ってだけ、といった雰囲気が作品にも漂っていて、人の死や
喪失感さえも綺麗な映像に埋もれてしまって、なんだかすごく
けだるくなってくる。
この映画で展開される表現は、あまりに情けなくてくだらないし、
ありきたりで退屈、と多くの人が感じてしまう類のもので、
人によって馬鹿馬鹿しくて寝てしまうかもしれない。

でも、自分が気に入ってしまったのは、自身がそんな感覚で
生きているからかもしれない。
これを見終わった後、外に出ると、相変わらずゴタゴタしていて
不穏な渋谷の街並みが見えてきて、自分もここも全部無くなって
いいなと思うんだけど、その感情の先に見える終わりの風景は
うんざりするほど美しすぎて夢のようなので、やはりまだまだ
現実を見るべきだなぁと思う。

そんな世界観の映画なので、良作とはいえないけど、家で時々
流してダラダラと眺めていたいなぁと思う、そんな作品です。

公式サイト
posted by にゃ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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