2006年02月12日

ニューヨーク・バーク・コレクション展

04.jpg

お宝鑑定団を観て、おーすげー!!とかこれ、いいの?とか
ブラウン管の前で呟いていても、実物を実際に観なければ
その良さは体感できません。

逆を言えば、さっぱりわけの判らない人だって、実物を観れば
その迫力にきっと感銘を受けることでしょう。
東京美術館で開催中の「ニューヨーク・バーク・コレクション展」は
日本の傑作美術品をたっぷりと、劇的にみせてくれる
豪華な展覧会でした。


ニューヨークのバーク財団が収集した
あらゆるジャンルの日本の美術品コレクション。


土器に始まり、仏像、宗教画、碗、狩野派、宗達、抱一、蕭白など
ななな、なんでも観れるんですか?くらいのラインナップ110点が
フロアに入るごとに、圧倒的な臨場感を醸し出してます!

正直、自分は宗教関係の作品が怖くて苦手だったのですが
不動明王坐像の精巧さ、春日宮曼荼羅のスペイシーなデザイン
白衣観音図の、褪せた掛け軸の中で浮かび上がる観音様の美しさ。
これには立ち尽くしてしまうほどです。

しかし、そこはまだ中盤。
後半には、狩野派作品、洛中洛外図、抱一などの有名な作品から
ポスターになっている曾我蕭白のどこかアニメーション的な水墨画
与謝蕪村の絵画があり、最後に、伊藤若冲の、月夜に浮かぶ
梅の花が繊細な情感を放つ月下白梅図で締めくくられます。
まさに、感動のエンディングが用意されてるのです。


いわゆる「和モノ」として気軽に観るのも可能な展覧会です。
3月5日まで。お早めにー

参考:東京美術館



posted by にゃ at 20:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アート 舞台など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月05日

温泉の後は"ポーラ美術館"でも・・・

20050323141211_13.jpg


日帰り温泉として、何度か訪れた箱根の中で
どうしても気になっていた"ポーラ美術館"。

今、ちょうど渋谷のbunkamuraでポーラ美術館貯蔵の
印象派展をやっていますが、本館では、黒田清輝を
はじめとした大正の日本画家の作品が展示されています。
前々から電車の広告が気になってまして、今回やっと
連れてって頂くことが出来たわけです。



とても透明で艶麗な女性を描く黒田清輝は
自分がとても観たかった画家の一人。

そのきっかけとなった「湖畔」は残念ながら
展示されていませんでしたが、柔らかな裸の女性と
太陽光が同じ様に閉じ込められた「野辺」や
岡田三郎助の「あやめの衣」の心を刺す艶かしさなど
彼が見い出した眩しい美と性には、すんなりと共感
できる部分が多くて、なんてカッコいい事を
していた人達なんだろう、と思ってしまいました。


それと、ちょっとびっくりしたのが、ここのレストラン。
全く期待してなかったのに、凄く美味しい!

レストラン"アレイ"の「アレイコース」。
パンからしてその甘さにびっくりしましたが
ラムのスペアリブが、噛み締めるほどに味わい深く
外に見える白樺の森の美しさと同様の
静謐な一時を味わえました。
箱根は、温泉だけじゃないのですね・・・・




posted by にゃ at 23:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アート 舞台など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月16日

アール・デコ展、凄いです。

消防点検の兄ちゃんに起こされ、ぐったりして
重い足取りで洗濯機を回し始めると、叔父から

「社員証忘れて会社入れないから、美術館行こうか」

とメールが来た。あんたそれ何回目だか・・・


本日開催の「アール・デコ展」、産業に伝統と芸術を
取り込んだ装飾様式、なんてことは何も知らず
広告の絵がとりあえず観たくて上野公園へと向かいました。


アール・デコの特質を紹介する導入部から
多文化からの影響の指摘、検証、芸術が時代の中で
産業にどのように、どんな過程で関わり、主張していたかを
分かりやすく理解できる、とても考えられた展開。

なのですが・・

自分は、冒頭からエジプト風カルティエに大興奮してしまい
その後ガンガン観てはため息を付いていて、観終わったら
なんだか、凄く激しい情事を終えたような気分になりました。

フランク・ロイド・ライトの幾何学模様に風穴を開けられ
シンプル故に迫るような贅沢さのある絨毯や家具に萌えて。
作品のなかには名のない物も多く、実際の生活でどんな風に
活きていたかを想像すると、また、感銘深い物があって
単にアートを観るだけではない充実感が得られました。
終わりの方には、豪華なホテルの階段も展示してあり、圧巻です。

このあと観ようと思っていたジョルジュ・ド・ラトゥール展は
ちょっと来週にしとこうか、と思ったほど、濃い内容です。
観るべし。


参考:東京美術館(上野公園内)

4月16日〜6月26日
9:00〜17:00まで

休館:月曜日(5月2日は開館)








posted by にゃ at 20:58| Comment(8) | TrackBack(10) | アート 舞台など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月05日

究極の道楽としての芸術 半泥子の焼き物

月曜日に、ぼーっと「お宝鑑定団」を見てたんですよ。

骨董品て全く価値が分からん。
テレビで見ているから、てのもあるかもしれないけど、
意味不明の汚いものが高価だったり。
周辺の人間も、本気でわかっては居ない人達が
群がってるような気がしてなりません。


でもね・・・
今回出てきた、川喜田半泥子の香炉、
一目みてすげぇびっくりしました。
なんなんだ!あのビート渦巻くかっこよさは!!!
ネーミングセンスもすごく粋で、知性と色気と軽さの
バランス感覚に長けた、セクシーな芸術品だなと。

自分、実はこういった、知的な道楽男にすごい惹かれます。。
自分がつぶさに見ることができれば、
いろんなものを失っても、必ず大きな得るものが
あるような気がするんですよ。

是非、生で観たい。
でもどこにあるんだろう・・・
posted by にゃ at 23:47| Comment(4) | TrackBack(0) | アート 舞台など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月25日

「琳派 RIMPA」展 観に行きましたよ

日本画、そもそもアートの知識は皆無、メインの趣味でも
なく、知識という点でいけば、お宝鑑定団が好きなおじの
方が豊富なくらいなので感想を書くのは恐縮なんですが(汗)、
普段アートを趣味としてない人間でも感動できるわかりやすさ
と魅力のある日本画ですよねえ。。

自分が感じた琳派の魅力は、特に光琳の作品で感じたんですが、
理屈抜きで一瞬でわからせる色や物体の配置の絶妙さとユーモア。
そこから受ける感銘というのは普段自分達がファッションや雑貨、
音楽などを直感的に選びとって、自分のスタイルを作り上げながら
自身を見つけていく感覚にとても近いんではないかなと。

かなーり大げさですが、そのくらい間口が広いなぁと
思い、友達にも勧めたくなった次第です。

自分が一番衝撃を受けてしまったのは、宗達の作品で
「蓮池水禽図」。もや〜と描かれた蓮と二羽の鳥。
見てると、眠くなりそうな心地よいヴァイヴレーションの
ループに陥ってしまい、はぁ〜・・一日中座って眺めて
いたい。。。と思ってしまう水墨画です。でも国宝・・・


琳派の作品がとことん観たい!て人にとっては、あれと
あれとあれが無いじゃないか!!とがっかりすることも
あるようなんですが、普段アートなんて見ないけど・・・て
人は絶対に損はないでしょう。


あ、でも、やる気の無いグッズ類には金の匂いが・・・(笑)


公式サイト「琳派 RIMPA展」

東京国立近代美術館
posted by にゃ at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | アート 舞台など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。